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創業50年弱、私で三代目になります。日本の伝統文化を継承しつつ、新しいことに挑戦を続け時代を切り開く、秋葉原育ちの日本料理屋です。最近ゴルフを始めました。

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2011年5月

2011年5月31日 (火)

その後

リニューアルオープンしてから1カ月が経ちます。

その後調子は上々。

ようやくお店も全体的にお店の感覚を掴みつつ

流れを何となくわかり始めてきたのだろうか。

ガンガンお客様が入るような仕掛けを何年も考えてきて

リリースしたが実は常連のお客様がガンガンご来店下さっています。

そんなものなんですね。

お客様は有りがたい。

飲食店はそんな業態なんでしょう。

今日、関西からわざわざ来て下さったお客様がいました。

その方は僕の原点な方で

お店を始めた20代そこそこのときに

接客の仕方がわからない若造が

情熱のあまりに座敷にご挨拶に伺いました。

拍子抜けの言葉が

「あなたが好きだから来るんだ」

おっしゃって下さいました。

それが僕の原点だったんだな。

今日良く頑張ったねといってくれました。

配ぜんしながら涙がこぼれそうでした。

その後、配ぜんを続けたら涙がこぼれてしまうのでやめました。

帰りに笑顔でお見送りをしました。

儲けたいと思い続けた20代。

ふと気がつけば何だか丸くなり始めた30代。

正しい人生を送れているのかな。

よく天狗になるなと言われることがあります。

しかし僕の原点はここにあり。

天狗になりようがないですね。

今日も女将であり母と仕事が楽しかったと会話をしました。

こんな出会いと、積み重ねが全てなのだと改めて

実感した。

2011年5月14日 (土)

ひよこ

リニューアルを控え

当店でも人材の増員を考えた。

しかし、リニューアル後の経営状況の見通しは

正直予測不可能なため、出来る限りのリスクヘッジが

必要と考えた。

そうなると新卒の人間を早くエース級に育てること。

何だか運命としか言いようがないのですが

彼はひと足遅れて車力に来た。

彼の同機はみな東京の有名店に就職が決まっていた。

しかし彼は飛べないアヒルのごとく

くすぶっていた。

大地震の翌日車力の従業員は板前的なパーティーに出席していた。

たまたま専門学校の先生も出席していて

ひよこを預かってくれないかと話をもらった。

リニューアルの状況を考えると一つ返事でOK

実際に彼にあった日

すごく若く、やる気が感じられた。

またまた一つ返事でこれもOK.

そして彼の仕事始めがリニューアルオープン。

店もエースたちもテンパっている状況で彼はデビューした。

当然まだまだぎこちない。

しかし始まりが厳しい方が将来の着地点ははかりしれなく

遠くなる。本人にはきついことだろう。

当然ゆとり教育の世代である。

しかき彼には根性がある。

また彼には類稀なラッキーがある。

先に東京の料亭行きにきまった同期たちは

震災の影響で内定が取り消しになった。

しかし飛べないアヒルは幸運をつかんだ。

これから社会人として安定するまでは

精神を統一するための作業にほとんどの時間を費やすだろう。

しかしそれを乗り越えたときに彼は

自分の仕事のスタンスを手に入れる。

がんばれひよこ。

今日もい残りで一人庖丁をといでいた。

職人の感覚だ。

おれは君を一生かけて一流にしてみせる。

温故知新 リニューアルオープン

5月6日

日本料理車力はリニューアルオープン致しました。

ショルダーネームを神田佐久間 板前料理 車力と

微妙に名前を変えて。

サービス業に求められるものは

Cクリンリネス Qクオリティー Sサービス

ですが、クリンリネスの部分が明らかに欠如していると

何年も前から思っていました。

3月11日に歴史的な地震がありました。

しかしずっとリニューアルのことを考え続けていました。

他店舗も何百店と足を運びました。

必要な事が明確に見えてきた気がしていました。

大震災後サービス業は非常に厳しい状況が続いています。

だからこそ余計、業界にパワーが必要だと考えました。

被災地の方々のことを考えると不謹慎なことかもしれませんが

秋葉原の親子で切り盛りしている店が

何か時代を突き動かす原動力になればと思い

思い切ってやってみました。

ありがとうございます。

50余年の歴史は言葉で言い尽くせないくらいの

多くの車力ファンがいたことを改めて実感しました。

「徳」を積むことが人は大切と言います。

以前ブログにも書いたことがありますが

地獄のような始まりを考えると

人と人とのつながりがすべてであり

涙がでてしまいそうなお客様の支持が

非常に大切なことを知りました。

こんな若輩者のわたしですが

私にもファンがいることを実感しました。

連日いらっしゃって下さいます。

しかしなぜかと尋ねると、

「あなたが日々頑張っているから来るんだと」

とおっしゃって下さいました。

それはつまりCQSではないんですよね。

びっくりしました。

本当にありがたいコメントを頂いたと思っています。

何だか楽しくて有りがたくて

日本語では言えないような感覚です。

飲食店は理屈なようで理屈ではない

実際にサービスの現場におきる一つのドラマが

連続しているのだなと改めて

実感するとともに

車力ほんとに良くなったので

是非気軽に遊びにくて下さいね。

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